【困ったCAD シリーズ Vol.2】そのCADデータ、変換できます。(第150号)
-STEP・IGES・DXF・DWGの違いと変換方法-
「取引先から届いたCADデータが開けない!」
「違うCADを使っている会社へデータを渡したい!」
製造業では、こんなCADデータの困りごとがよくあります。
CADソフトにはそれぞれ独自のデータ形式があります。そのため、異なるCAD間でデータをやり取りする際に使われるのが、STEP・IGES・DXF・DWGなどのファイル形式です。

■ STEP・IGESは主に3Dデータ
STEPは、異なる3D CAD間で形状データを受け渡す際に広く利用される中間ファイル形式です。ソリッド形状の受け渡しにも適しており、3Dデータ交換では代表的な形式です。
IGESも異なるCAD間で利用されてきた中間ファイル形式で、曲面やワイヤーフレームなどのデータ交換にも使われます。
■ DXF・DWGは主に2D図面
DXFは、異なるCADソフト間で図面データを交換するために広く利用されている形式です。
DWGはAutoCADの標準的なファイル形式で、2D図面を中心に幅広く利用されています。
■ 「変換できた」で終わりではありません
注意したいのは、ファイル形式を変換すれば完全に同じデータになるとは限らないことです。
3Dでは面の欠落や形状の変化、2Dでは文字・寸法・線種・レイヤーなどが正しく引き継がれない場合があります。
そのため、変換後には元データとの照合や修正が重要です。
「数点ならできるけれど、大量のデータ変換まで手が回らない」
「どの形式に変換すればいいか分からない」
そんなCADデータの変換・移行も、AZA WORKSへご相談ください。
「設計会社に頼むほどではない。でも社内でやる時間もない。」
そんな図面仕事を引き受ける“技術部門の外注デスク”――AZA WORKS。
AZA WORKS代表 長谷川孝

