設計以外を外注化!図面作成を切り出して開発スピードを上げる(第92号)
目次
はじめに:なぜ設計部門のスピードが上がらないのか
「新製品の開発スケジュールがいつも予定より遅れてしまう」「次の構想を練りたいのに時間がない」と悩む設計マネージャーは少なくありません。その原因の多くは、設計者自身の能力不足ではなく、設計が終わった後に発生する「膨大な作図実務」にあります。開発スピードを劇的に上げる鍵は、設計そのものではなく、そこから派生する図面作成や3Dモデル化の作業を賢く外部へ委託(外注化)することにあります。
課題・リスク:優秀なリソースが定型実務に埋もれる損失
すべての部品図作成やデータ化を社内の設計者だけで抱え込もうとすると、以下のようなリスクが発生し、企業の競争力を低下させます。
- 開発リードタイムの長期化: 組立図が完成しているにもかかわらず、そこからの「部品図バラシ」の作業がボトルネックとなり、製造現場への出図が遅れてしまう。
- コア業務の機会損失: 本来なら次の新価値を生み出すべき熟練設計者が、手書き図面の3Dトレースや単純な寸法入れといった定型作業に時間を奪われる。
「社内でやれば外注費はかからない」と考えがちですが、優秀な設計者の時間を付加価値の低い実務に費やすこと自体が、目に見えない最大の損失となっています。

解決策:図面作成・データ作成の「特化型サービス」を選ぶ
開発スピードを最速にする正解は、設計業務は一切依頼せず、手間のかかる図面作成の実務だけを専門会社へピンポイントに外注化することです。
1. 3Dモデルと2D図面の「完全同期」による手戻りゼロ
AZA WORKSのように設計は行わず、部品図作成や3Dモデル作成に特化したサービスを利用することで、無駄な基本設計コストを抑えられます。さらに、3Dモデルの修正がリアルタイムに2D図面へと連動する強固なリンク体制(完全同期)を徹底しているため、寸法の転記ミスや修正漏れを構造上シャットアウトし、ハイスピードな納品が可能になります。
2. 熟練設計者の手技による「現場目線の仕上げ」
データの正確性をベースにしつつ、加工現場が最も見やすい位置への寸法配置や、加工性を考慮した微調整は、ものづくりの現場を知り尽くしたベテランが「人の手」で丁寧に行います。ただ形をなぞるだけではないプロの手技が入ることで、加工メーカーから問い合わせの来ない、完成度の高い図面が仕上がります。
おわりに:明確な役割分担で、強い設計部門へ
図面化の外注化で本当に価値があるのは、「自社はコアな基本設計に100%集中し、作図は専門家に任せる」という明確な役割分担です。信頼できる作図の右腕パートナーを迎え、ものづくりのスピードを圧倒的に加速させていきましょう

